2015年12月27日
怠けてなんかない! 0・1・2シーズン
品川裕香さんの『怠けてなんかない!』シリーズは、ディスレクシア理解の入門の定番。
押さえておきたい本たちです。
品川裕香さんは本だけでなく講演もされていて、お話もとても素敵。
講演会情報をキャッチしたら、参加をお勧めします。
最新情報を楽しく学べると思います。
押さえておきたい本たちです。
品川裕香さんは本だけでなく講演もされていて、お話もとても素敵。
講演会情報をキャッチしたら、参加をお勧めします。
最新情報を楽しく学べると思います。
2015年12月26日
イン・ハー・シューズ~主人公がディスレクシアの映画
キャメロン・ディアス主演の自分探し・居場所探し物語。
キャメロン・ディアスが演じている主人公のマギーはディスレクシアで、何もかもうまくいかずに“自分にぴったりの靴”を探してさまよっている。
マギーにぴったりの靴とは?
よくあるストーリー展開ですが、それでもホロリときちゃいます。
2015年12月25日
百人一首大会に向けて
娘の実樹が通う公立中学校は、毎年冬場のこの時期、校内で開催される百人一首大会に向けて百人一首の暗記が始まります。
はるか昔、『万葉集』や『古今集』『新古今集』あたりの定番詩歌集にはまったことのある母・哲美は、かろうじて娘の相手ができますので、彼女が上の句を言って、私が下の句を答えたり、その逆だったり、いわゆる問題の出しっこをしています。
中学校では、百人一首の一首一首の意味や解釈を詳しく学んだりはしません。
どちらかというと競技カルタに近く、一首ずつを味わうこともせず、読み札『あ』が出たら『三笠の山に~』とか『暁ばかり~』とか『吉野の里に~』とか…上の句の数音と下の句の数音を覚えて早く札をとる、というテクニックを表にして教えるばかりなので、私としては、
『とりあえず丸暗記して、あとからじっくりから意味を知る…にもならない学び方が、百人一首との出会いなんて最悪。こんなんだったら教えない方がまし。』
と思っているのですが、それはさておき彼女の練習に付き合っています。
和歌の意味や背景を学んだり、日本語として口誦してリズムを味わうことは、札をとる枚数を競う大会では難しいのですが、そこは『うんちく野郎』の母・実樹の本領発揮。
一首ずつ解説を加えては娘に嫌がられています…
さて、「百人一首は好き」という実樹ですが、せっかく歌を覚えても札が読めない…というのがディスレクシアの彼女の悩み。
百人一首という雅な和歌が書かれた札を取る遊びですから(競技カルタは雅というより、もはやスポーツみたいですけど)、どんなに安価なカルタであっても無粋なゴシック体で印刷してある札はありません。
(実樹はゴシック体は読めるけど、明朝体など線の太さが同じでないフォントの文字はあまり読めません。)
カルタに印字されているのは多少とも趣があるっぽい明朝体、あるいは少し価格が上がってくると毛筆体などが使われています。
しかも!取り札は、これまた実樹の苦手な表音文字である『ひらがな』…
(実樹は、表意文字である漢字の方が多少得意。ひらがな・カタカナよりもまだ読めます。)
そのうえ!相手陣の札は逆さ!
ということで、彼女曰く
「文字がピヨピヨ浮いてくるから読めない~」
のだそうです。
百人一首大会は、というか、百人一首の取り札は、実樹にとって
・ゴシック体でない
・ひらがな
・逆さも有り
の三重苦。
それでも彼女は、「今年は〇〇枚取るぞ~」、と意欲的に取り組んでいます。
好きこそものの上手なれ!
がんばれ~、と今年も母は娘を応援しています。
*表音文字…ひらがなの1音1文字のように、1文字に意味はなく、音をあらわす文字
*表意文字…1つの文字に意味がある文字
はるか昔、『万葉集』や『古今集』『新古今集』あたりの定番詩歌集にはまったことのある母・哲美は、かろうじて娘の相手ができますので、彼女が上の句を言って、私が下の句を答えたり、その逆だったり、いわゆる問題の出しっこをしています。
中学校では、百人一首の一首一首の意味や解釈を詳しく学んだりはしません。
どちらかというと競技カルタに近く、一首ずつを味わうこともせず、読み札『あ』が出たら『三笠の山に~』とか『暁ばかり~』とか『吉野の里に~』とか…上の句の数音と下の句の数音を覚えて早く札をとる、というテクニックを表にして教えるばかりなので、私としては、
『とりあえず丸暗記して、あとからじっくりから意味を知る…にもならない学び方が、百人一首との出会いなんて最悪。こんなんだったら教えない方がまし。』
と思っているのですが、それはさておき彼女の練習に付き合っています。
和歌の意味や背景を学んだり、日本語として口誦してリズムを味わうことは、札をとる枚数を競う大会では難しいのですが、そこは『うんちく野郎』の母・実樹の本領発揮。
一首ずつ解説を加えては娘に嫌がられています…
さて、「百人一首は好き」という実樹ですが、せっかく歌を覚えても札が読めない…というのがディスレクシアの彼女の悩み。
百人一首という雅な和歌が書かれた札を取る遊びですから(競技カルタは雅というより、もはやスポーツみたいですけど)、どんなに安価なカルタであっても無粋なゴシック体で印刷してある札はありません。
(実樹はゴシック体は読めるけど、明朝体など線の太さが同じでないフォントの文字はあまり読めません。)
カルタに印字されているのは多少とも趣があるっぽい明朝体、あるいは少し価格が上がってくると毛筆体などが使われています。
しかも!取り札は、これまた実樹の苦手な表音文字である『ひらがな』…
(実樹は、表意文字である漢字の方が多少得意。ひらがな・カタカナよりもまだ読めます。)
そのうえ!相手陣の札は逆さ!
ということで、彼女曰く
「文字がピヨピヨ浮いてくるから読めない~」
のだそうです。
百人一首大会は、というか、百人一首の取り札は、実樹にとって
・ゴシック体でない
・ひらがな
・逆さも有り
の三重苦。
それでも彼女は、「今年は〇〇枚取るぞ~」、と意欲的に取り組んでいます。
好きこそものの上手なれ!
がんばれ~、と今年も母は娘を応援しています。
*表音文字…ひらがなの1音1文字のように、1文字に意味はなく、音をあらわす文字
*表意文字…1つの文字に意味がある文字